母の日ほど大規模ではないですが、6月の第3日曜日である6月17日父の日ですね。

父の日は第一次世界大戦前の時期にアメリカの女性が、自分を含む6人の子供を男手ひとつで育てた父を讃えて、父の誕生月である6月に教会の牧師に嘆願して礼拝を行ったことが発祥のきっかけと言われています。

母の日に贈る花は一般的にカーネーションですが、父の日に贈る花は白いバラが一般的です。これはこのアメリカの女性が、父の墓前に白いバラを供えたからだそうです。

アメリカでは1960年代に当時の大統領であるリンドン・ジョンソンが、父の日を称賛する大統領告示を発し、1972年には正式に国の記念日に制定されています。

 

なお、中国・台湾においては父の日8月8日だそうです。これは「パパ」「88」の中国語の発音が同じであることが由来とされています。8という数字は、末広がりに通じる縁起のいい数字で、傾けると∞(無限大)とも表現されることから、特に中国では人気の高い数字です。

中国・台湾では8が入った電話番号や自動車のナンバープレートは常に高額で取引されているようであり、所持しているだけで立派な人、立派な会社と評価されるようです。

北京オリンピックが2008年8月8日午後8時から開催されたのは、もはや偶然ではないのかも知れませんね。

 

アメリカや中国では毎年盛大にとり行われる父の日ですが、日本では母の日のほうが盛大ですね。実際に私も父親をさせていただいておりますが、残念ながら白いバラをもらったということは一度もありません。

 

皆様もぜひ今年の父の日には、盛大に白いバラを贈ってみてはいかがでしょうか。

 

 

トリプルクラウン管理本部 担当