皆さん映画はお好きですか?
今回は世界的人気を誇る「スター・ウォーズ」シリーズを現代の会社に置き換えて会社の有り方について考えてみたいと思います。

株式会社 ジェダイ

経営陣(ジェダイ評議会)
代表取締役(ヨーダ)
部長(メイス・ウィンド)
課長(オビワン・ケノービ)
社員(アナキン・スカイウォーカー)

【現代風あらすじ】
アナキン(のちのダースベイダー)は、厳しい会社の中で鬱に(暗黒面へと堕ちる)なってしまいました。
そんなアナキンの才能に目をつけたシス(ライバル会社の社長)が相談に乗り自社への転職を促します。
この転職事件が発端でライバル会社は急成長、(株)ジェダイは衰退し崩壊していきます。

【衰退と崩壊の要因】
ずっと新卒を採用していた(株)ジェダイでしたが、急に能力重視で「中途採用」を行いました。(ジェダイでは生後6ヶ月以内しか採用されないのに、9歳のアナキンが採用された)そんな(株)ジェダイの社内規則(ジェダイ・コード)は非常に厳しく、代表取締役のヨーダは抽象的な指示しか与えず、部長は頑固で、無責任なイケイケ派。上司の指示についていけない部下(アナキン)は苦悩するが冴えない課長のオビワンはそんなアナキンを救えませんでした。

【課題と対策】
暗黒面に陥らない(鬱にならない)為にどうすれば良かったのか?
それはお互いに「執着」しすぎない事ではないでしょうか?

まず会社としてTPOに合わせて対応をしていくのは良いが急すぎる変化は崩壊を生む恐れがあります。
「恐れ」の積み重ねは「恐怖」に変わります。「恐怖」は「怒り」に変わり、「怒り」は「憎しみ」に、「憎しみ」は「苦しみ」に変わります。

日本には「御恩と奉公」と言う言葉がありますが、現代社会で御恩(Give)を与えたら奉公(Take)してくるなんて思っていたらそれに期待して執着してしまいます。

GiveしたらちゃんとTakeがあるのだろうか?・・・→恐れや不安
GiveしたのにTakeが無い・・・→怒り

期待が外れたり執着した分、裏切られると怒りに変わります。怒り憎しみ苦しみへと繋がります。

大切なのはGiveGiveTakeTakeの考えです。
GiveGiveするだけ。ずっとGiveの繰り返し。Takeは「あればいいなぁ」ぐらいで良いです。

とはいえ仕事をしていればノルマや目標等で数字に執着し結果にコミットしなければならない事も出てきますよね?でも、それとこれはこれは別問題ですが、共通して言える事は焦り暗黒の5連鎖(焦り→恐怖→怒り→憎しみ→苦しみ)をもたらすと言う事です。

6月も終わると2018年も半分が終わります。
残りの半年、何事も焦らずに一歩一歩進む事を心がけましょう。
「May the Force be with you」

 

債権管理課  安田