いきなりですが、「宅急便」と「宅配便」の違いって何か知っていますか?
これには決定的な違いが一つだけあって、「宅急便」というワードはヤマト運輸(以下黒猫)さんの登録商標であるということです。
そうです。あの「クロネコヤマトの宅っ急~便♪」です。
つまり、黒猫以外の全ての配送業者さんは「宅急便」というワードを使うことが出来ないのです。ですから「宅配便」というワードが使われています。
少し古いですが、昭和60年に一つの問題が発生しました。それは皆さんご存知の「魔女の宅急便」問題です。映画のタイトルに「宅急便」というワードが使われていますよね?
「魔女の宅急便」の制作当初、「宅急便」が黒猫の登録商標だと知らないまま制作が進められていました。
その後、黒猫側から指摘が入り、問題が発覚しますが、既に題名を変えるわけにはいかない所まで制作は進んでいた為、黒猫側が特別協賛として参加をして、題名に「宅急便」というワードを使う交換条件として、黒猫の宣伝に「魔女の宅急便」を利用しても良いという条件で合意に至り、めでたく名作となった「魔女の宅急便」は公開される事が出来たそうです。
トリビアなお話になりましたが、共通する黒い猫はたまたまだそうですよ(笑)
せっかくなのでトリビアなお話をもう一つ。
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」についてです。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」と言えばディズニーの「カリブの海賊」を思い描かれる人もいるのではないでしょうか?
それもそのはず、ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」は2007年に映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の世界観が取り込まれ、様々なところがリニューアルされました。
以前にもご紹介しましたが、ディズニーランドにはそのアトラクションの背景の物語となる「バックグラウンドストーリー」が沢山存在します。スプラッシュマウンテンなら「南部の唄」、ピーターパンなら「映画ピーターパン」など、原作があってのアトラクションなのですが、カリブの海賊はそれが真逆になります。
カリブの海賊のアトラクションからインスピレーションを受けた脚本家が海賊映画を作ろうと思い制作された映画が「パイレーツ・オブ・カリビアン」なのはあまり知られてないお話です。
最後に・・・
パソコン操作に欠かせないのはマウスですが、実はマウスを動かした距離を表す単位は、なんと「ミッキー」なんです。1ミッキーは100分の1インチ(約0.25mm)を表します。
マウスだから「ミッキー」・・・・ これはジョーク??いいえ、嘘のような本当の話です。
債権管理課 安田