きちんと休んだはずなのに、きちんと眠ったはずなのに・・・
仕事中に頭がぼんやりして眠くなる、首や肩が凝る・・・
これは「これ以上、神経細胞を使わないで!」という脳疲労のサインの1つです。

なぜ脳が疲れるのか?
それはインターネットやスマートフォンの普及により、現代人が1日に触れる情報量が増加しているのが1つの原因です。
2009年度には、日本で流通している情報量が1日DVD約2.9億枚分にも達するという調査結果が総務省によって報告されているそうです。
10年以上経った今、更に増え続けていることでしょう。今はBlu-rayですけど…
分からないこともすぐに調べられ、情報が溢れた便利な時代になりましたが、大容量の情報を一気に処理することになり、脳が追い付かなくなるのです。

そこで私が実践してみたいなと思ったのが【瞑想】です。
瞑想中には脳からα波という脳波が出ます。α波は自律神経を整え、ストレスを軽減させる効果があります。
ほかにも、集中力が上がることや、不安が減り、物事をポジティブに考えられるようになることも色々な研究で証明されています。
さらに、瞑想をすると「セロトニン」や「オキシトシン」という心のバランスを保つ効果のある脳内ホルモンが分泌され、とくに「オキシトシン」には温かく幸せな気持ちになる効果があるので幸福感を感じやすくなるそうですよ。

瞑想には種類があります。
「サマタ瞑想」「ヴィパッサナー瞑想」「マインドフルネス瞑想」…
簡単なやり方から本格的なものまで色々ありますが、時間は5分からでもいいので毎日少しずつでも続けることが大事です。

脳を使いすぎて、逆に頭が働かない…という方、いっそ頭を働かせるということを意識的に辞めてしまうことで、脳だけでなく心身ともに自分自身を整えてみませんか?

経理課 千葉