梅雨が明け、もう夏ですね。
早くも夏バテによって全身の疲労感、無気力、立ちくらみ、食欲不振などの症状が…
なんて方もいるのではないでしょうか。

暑い夏、どうしても冷たい飲み物や食べ物がほしくなりますよね。
とはいえ、冷たいものの取り過ぎは内臓の働きを弱め、夏バテの原因になります。
また、冷房の中にいることで、自覚している以上に冷えてしまっている人も少なくありません。外気と冷房の温度差で自律神経のバランスが乱れ体調を崩してしまいます。
そんなときには、『白湯(さゆ)』がおすすめです。

白湯とは、沸かしたお湯を50度くらいまで冷ましたものです。
飲むと体を内臓からじんわり温めてくれます。冷たい水やお茶と違い、胃腸に負担をかけることなく飲むことができます。
デトックス効果があるということで、健康や美容のために飲んでいる人も多いですよね。

一度に飲む量は、100~200ml(コップ1杯)程度をチビチビゆっくりとすするように飲みます。一日に5〜6回に分けて、700~800mlが適量です。
あまり沢山飲み過ぎると、胃液が薄まってしまい胃腸によくないようです。むくみの原因にもなってしまうので注意が必要です。

飲むタイミングは、起床時・食事の前・食事中・寝る前。
特に朝、白湯を飲むのは、内臓をゆっくりと目覚めさせる意味でも有効的です。体もあたたまるので、内臓もあたたかくなり、活性化します。内臓が活性化すれば血流も改善し、代謝力もアップです。
また食事中に白湯を飲むと、消化吸収を助けて、摂取した食べ物のカロリーも消費しやすくなるのでおすすめです。

「 暑い → 冷たいもの → 冷え性 」

この流れを、白湯を飲むことで断ち切り、夏を乗り切りましょう。

業務課 山中