夏に良く見かける炭酸飲料「ラムネ」と「サイダー」。この2つの言葉の違いを説明できる人はいるでしょうか。
「ラムネ」とは、レモン水を意味する英語「レモネード(lemonade)」がなまったものです。
無味の炭酸水にレモンやライム、砂糖などを加えて飲みやすくした清涼飲料水を指します。
「サイダー」は、リンゴ酒を意味するフランス語「シードル(cidre)」からきています。
日本では炭酸水にクエン酸や香料、砂糖などを加えた清涼飲料水のことをいいます。
ちなみにソーダは、炭酸ガスを含む水のことで、炭酸水全般を意味し、ラムネもサイダーもソーダ水の一種です。
【昔の違いは…】
発売当初サイダーはりんご風味、ラムネはレモン風味でした。
サイダーの方が高級品と捉えられていました。
【現在の違いでは…】
容器が多様化し、缶やペットボトルなども使用されるようになったため、
ビー玉が入ったものを「ラムネ」、ビー玉が入っていないものを「サイダー」と呼んで区別しています。
ただし、ビー玉が入った瓶入り容器に入っているラムネですが、ガラス瓶は年々製造が減っていて、ビー玉がない瓶入りになっているラムネも多いとか…
缶入りラムネ飲料も売っているため、瓶入りだからラムネとは言い切れないようです。