2025年4月13日から10月13日まで大阪・夢洲で開催される「大阪・関西万博（EXPO 2025）」は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、未来技術や国際文化交流を体験できるイベントとして注目されています。
以下に、主な見どころをまとめました。

1. 大屋根リング（グランドルーフ）
  • 概要: 会場のシンボルであり、世界最大級の木造建築物。周長約2km、高さ12～20m、幅30mの巨大なリング構造。
  • 見どころ: 上部を歩くことができ、大阪湾や周辺の景色を一望可能。「多様でありながら一つ」という万博の理念を象徴しており、昼夜で異なる魅力が楽しめます。リング下ではイベントも開催予定。
  • ポイント: 木造ならではの温かみと、自然と調和したデザインが特徴。
2. 未来社会ショーケース
  • 概要: 「未来社会の実験場」として、最先端技術を体感できるエリア。
  • 見どころ:
    • 空飛ぶクルマ: ANAやJALなどが参加し、垂直離着陸可能な次世代モビリティを展示。未来の交通手段を体験できます。
    • AR/VR技術: バーチャル万博で会場を3D探索可能。AI案内人との対話や遠隔参加も。
    • カーボンニュートラル技術: EVバスや水素燃料電池船など、環境に配慮した技術が実演されます。
  • ポイント: Society 5.0（人間中心のスマート社会）の一端を垣間見ることができ、子供から大人まで楽しめる。
3. パビリオン巡り
  • 概要: 158の国・地域と9の国際機関（2025年2月時点）が参加し、国内外のパビリオンが集結。
  • 注目パビリオン:
    • 日本館: 「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに、火星の石や「はやぶさ」が採取した小惑星の砂を展示。触れる体験も予定。
    • 大阪ヘルスケアパビリオン: 「REBORN」をテーマに、健康データを基にした未来の自分との対面体験。
    • 関西パビリオン: 関西の伝統文化や魅力を発信。
    • 民間パビリオン: 例として、吉本興業の「waraii myraii館」（笑いをテーマ）、バンダイナムコの「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」（実物大ガンダム像）など、エンタメ要素も豊富。
  • ポイント: 各国がSDGsや「いのち」をテーマに独自の展示を展開し、多様な文化に触れられる。
4. 水上ショー「アオと夜の虹のパレード」
  • 概要: 大屋根リング内のウォータープラザ（8800㎡）で開催される水上エンターテインメント。
  • 見どころ: 約300基の噴水、水のスクリーン、照明、レーザーを駆使した壮大な演出。キャラクター「アオ」が登場し、夜空に彩りを添えます。
  • ポイント: 視覚と音響で楽しむことができ、家族連れにもおすすめ。
5. ユニークな展示と体験
  • 光る植物: 照明になる街路樹をイメージした展示。
  • 西陣織建築: 日本伝統技術を活かしたパビリオン。
  • バーチャル万博: 会場に行かなくてもVRやスマホで参加可能。遠隔地からのアクセスも考慮されています。
  • ポイント: 先進技術と伝統の融合が随所に見られ、視覚的にも楽しめる工夫が満載。
6. 会場全体のデザインと雰囲気
  • 概要: 夢洲の人工島全体が「未来社会の実験場」に変貌。
  • 見どころ: 空から見ると花やアンモナイト型のパビリオンが点在し、視覚的なインパクト大。会場内は歩道やEVバスで移動でき、快適に回れる設計。
  • ポイント: 自然と技術が共存する空間で、歩くだけでもワクワク感が味わえます。
訪問のヒント
  • 開催期間: 2025年4月13日～10月13日（184日間）。
  • アクセス: 大阪メトロ中央線の「夢洲駅」が最寄り。新幹線や空港からのシャトルバスも運行予定。
  • チケット: 事前予約制で、通期パスや1日券あり。早めに購入すると割安に。
  • 注意: 大型荷物の持ち込みは禁止のため、事前にロッカー利用を検討。
大阪・関西万博は、技術innovation、文化交流、自然との調和を一度に楽しめるイベントです。1日では回りきれないほどのコンテンツが詰まっており、何度も訪れたくなる見どころが揃っています。興味のあるテーマやパビリオンを事前にチェックして、ぜひ計画的に楽しんでください！