年々紫外線が強くなっていると言われていますが、みなさんは紫外線対策をどのくらいしていますか?
紫外線について、改めて調べてみました。

■紫外線(UV)とは
太陽から放射される光線の一種、波長の違いによってUV-A、UV-B、UV-Cの3つに分類されます。UV-Cは大気中のオゾン層によって吸収されるため、地表には届きません。
UV-A…メラニンの生成を促進し、肌のハリを保つコラーゲンが破壊されてシワやたるみ、弾力の低下を引き起こす。
UV-B…日焼けによる赤みや炎症、痛みなど、いわゆる“サンバーン”と呼ばれる急性反応を引き起こし、シミやそばかすの原因になる。

■紫外線の影響
日焼け(サンバーン)をはじめとする肌悩みの原因となり、光老化が進みます。
「光老化」とは、紫外線を浴びることによって肌の老化が進むことで、肌の老化においては紫外線による影響がなんと8割にも及ぶと言われています。
その他免疫低下で感染症や皮膚がんの原因になることもあり、肌だけではなく髪のキューティクルや頭皮を痛めます。

■紫外線対策はいつ行うのか
4月~9月が最も多く、冬はほとんどないように思えますが実は強力な紫外線が降り注いでいる為一年中対策が必要です。
また曇りや雨の日にも晴れの日の30%降り注いでいるので油断は禁物です。

■紫外線対策の方法
みなさんご存じの日焼け止めを塗ることは紫外線対策の基本です。
生活シーンに合わせて「SPF」や「PA」の表示を参考に、UV対策化粧品を適切に選びましょう。
SPF…Sun Protection Factorの略語でUV-Bを防ぐ効果を表す数値。
PA…Protection Grade of UVAの略語でUV-Bを防ぐ。

物理的に遮断する帽子やサングラス、日傘等を併用、または飲む日焼け止めを服用する方法もございます。
身に着ける衣類の色や素材によっても紫外線の透過率が異なります。
・色の透過率
(低い)黒 < ブルー < イエロー < オレンジ < ピンク < 白(高い)
・素材の透過率
(低い)ポリエステル、ビニロン、羊毛
(高い)ナイロン、アセテート、綿

 

私は最近になってようやく紫外線対策を意識するようになりましたが、もっと早く取り組むべきだったととても後悔しています。
外出時にはUVパーカーや帽子の着用、日傘をさすことが増えましたが、徹底すればするほど直に紫外線を浴びていた時と疲れ方も全く違うと感じています。

紫外線は、ビタミンDの生成をサポートするメリットもありますが、乾燥肌の原因、肌の老化、ときには病気を引き起こすデメリットがとても多いことに驚きました。
少しでも肌の老化を防ぎたい!みなさん将来の自分の為に一緒に紫外線対策をしっかり行いましょう。