皆さんはドラマを観る時に主題歌を聴いていますか?
先日、ドラマの主題歌ランキングというテレビ番組を観ました。
古いものから最近までのドラマにおける名場面と主題歌を紹介するといった流れで、恋愛系やホームドラマ系・青春系・医療系・ミステリー系…etcのように様々なジャンルのドラマが紹介されていました。
ドラマの内容自体を楽しむのはもちろんですが、感動的なシーンや緊迫したシーン・キュンキュンするシーン等に主題歌やBGMが流れると、より感情移入がしやすかったりドキドキハラハラしたりしませんか?
そんなBGMはいつから使われ始めたのでしょうか?
起源は遡ること…
なんと約4,000年前のエジプトで妊婦に音楽を聞かせて出産の苦痛を和らげたという記録をはじめ、中国、インド、古代ギリシャ等で音楽が鎮痛剤や精神療法のひとつとして利用されていたそうです。
長い歴史の中で人は体験的に音楽の持つ不思議な力を生活に取り入れてきました。
具体的な効果としては4つ挙げることが出来ます。
①マスキング効果
→騒がしい環境や雑音が気になる場所でBGMをかけると発揮する効果
(例)
カフェや店舗等でBGMを流すことで隣のテーブルの会話や外の雑音が聞こえづらくなるため居心地の良い空間を作り出しやすくする
②イメージ誘導効果
→短時間で人々の感情やイメージに影響を与える効果
音楽には感情を動かす力があるため、ブランドのイメージを強化したり雰囲気を演出したりすることができる
(例)
高級感を持たせたい店舗では、クラシック音楽やジャズを流すことで来店客に洗練された印象を与える
活気を出したいイベントではテンポの速い音楽を流すことで参加者の気持ちを高揚させる
③行動誘導効果
→BGMが人の行動に影響を与える効果
店舗での購買行動やレストランでの飲食スペース等では、BGMによって人々の行動が変わることが研究されている
(例)
レストランでゆっくりとした店舗の音楽を流すことで、食事をする時間が長くなり長時間滞在してもらいやすくする
店舗内での購買意欲を高めるために、購買行動を促進するようなアップテンポな音楽を流す
④感情誘導効果
→BGMが人の意識や感情に影響を与える効果
音楽はリラックスさせたり集中力を高めたり、時には感動させたりと人の心にさまざまな感情を引き起こす
(例)
ストレスの多い環境で穏やかなBGMを流すことでリラックス効果をもたらし、従業員のストレスを軽減する
集中力を高めたい時に背景に流れるBGMが雑念を取り除き、作業効率を向上させる
ただし、BGMが必ずしもプラスの効果をもたらすとは限りません。
特に、新しい仕事を覚えるときや集中力を必要とする作業においては、BGMが注意を分散させてしまいパフォーマンスを低下させることがあります。
原因は脳が新しい情報を処理する際に、音楽が追加の認知的負荷をもたらし情報の理解や記憶の定着を妨げる可能性があるためです。
一方で、単純作業やルーティンワークにおいてはBGMがリズムやテンポを提供する事で作業効率を向上させることがあります。
最後にどんな人にでもプラスに働きやすいBGMを紹介します。
ズバリ!【調性が曖昧で音量の変化が少なく、声のメッセージ性が低い特徴をもつ音楽】だそうです。
BGMは聴く人の感情に即した音楽を用いることで浄化、癒しの効果を受けることができます。
また、BGMは単なる背景音楽ということではなく、仕事の生産性を上げたりリラクゼーションをもたらしたりと様々な効果があることが証明されました。
気持ちよく一日をスタートさせるためにも、自分専用のBGMプレイリストを作るのも良いかもしれませんね。


