皆さんはテレビで放送されている金曜ロードショーを観たことはありますか?
個人的には子供の頃、毎週「何が放送されるのかな~?」と心待ちにしていました。
金曜ロードショーでは国内外を問わず様々な年代にわたる幅広いジャンルの作品が毎週放送されています。
そんな金曜ロードショーですが、夏休みや冬休み等に2週・3週にわたり連続で放送されるほど人気なシリーズがありますがご存知ですか?
そうです、老若男女、誰もが知っているあの「スタジオジブリ」です。
先日、大分市美術館で開催されていた「金曜ロードショーとジブリ展」に行ってきました。
そこでスタジオジブリのプロデューサーである鈴木敏夫氏のインタビュー動画を観ました。
意外だったのは宮崎駿監督が初めて手掛けた劇場版の作品はルパン三世の「カリオストロの城」であったこと。
今でこそ宮崎監督はアニメーション映画の巨匠ですが、当時は興行的な結果が良かったわけではなかったため評価はそこまで高くなかったようで、仕事の依頼が来ず暇になった時期があったそうです。
そこで、当時アニメ雑誌の記者として働いていた鈴木氏が取材の為に宮崎監督のもとに訪れていた際に「マンガを描いてみてはどうか?」と提案したことがきっかけで「風の谷のナウシカ」が製作されました。
(当初は、取材に行ってもなかなか取り合ってもらえず、作業部屋にずっと居座り3日目でようやく口をきいてくれたとのことです)
そこから「天空の城ラピュタ」や「となりのトトロ」、「魔女の宅急便」など数多くの名作が生み出されました。
今となっては誰もが知っている「となりのトトロ」は当時興行収入が低かったようで、金曜ロードショーで放送されてから人気が出た作品だったそうです。
(当時、放送後に「子供向けの作品を夜の9時から放送するな!」とクレームの嵐が…。きっと子供が夢中になって眠らなかったんでしょうね!)
次第に人気を博していき、その後も「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」、「ハウルの動く城」等、続々と作品が世に出されました。
館内には作品が公開された年代別に当時の流行品や時事問題のパネルとともに絵コンテ等の展示がされており、長い歴史のなかでスタジオジブリが世の中に浸透していく様子が垣間見えました。
実際に訪れている人も子供から大人まで幅広い年齢層の人で溢れていました。
何か新しいことを始めた時、なかなか芽が出なかったとしても腐らずにコツコツと活動を続けていくことで日の目を浴びることもあるのだと目の当たりにしました。
私たちの日々の生活の中でも、仕事であれプライベートであれ、ひょんなことをきっかけに事態が好転することもあると思います。
そう思うと機が熟すまでじっと待つことも時には必要なのかもしれませんね。
最後に、皆さんは知っていましたか?
金曜ロードショーの象徴とも言える「フライデーおじさん」がおよそ30分という短時間で宮崎監督によりパパっと作成されたキャラクターだったということを…。


