一生を80年と考えた場合に、人が笑っている時間の合計は平均で22時間30分というのをご存知ですか?
私は1日もないというその少なさに驚きました。

『笑うことは体にいい』
若くて健康な体にも1日に3000~5000個ものがん細胞が発生しており、これらのがん細胞や体内に侵入するウイルスなどを退治しているのが、ナチュラルキラー細胞と呼ばれる細胞です。
私たちが笑うと間脳に興奮が伝わり善玉の神経ペプチドというものが作られ、ナチュラルキラー細胞の表面に付着し細胞を活性化させます。
その結果免疫力が高まるのです。
ただ免疫力が高まるだけでなく、「笑い」は免疫システム全体のバランスを整える効果もあります。
つまり大いに笑えば、がんやウイルスに対する抵抗力が高まり、同時に免疫異常の改善にもつながるのです。

『笑うことは心にもいい』
笑うと交感神経と副交感神経がバランスの良い状態になりますし、笑うことで腹式呼吸になり大量の酸素が体に取り込まれ、脳細胞が活性化し働きが上昇します。

実際に高校の卒業アルバムに笑顔で写っている人は、無表情な人に比べ50年後、健康で幸せな生活を送っているということが統計的にも証明されているそうです。

声を出して笑うということは人間にしかできないことです。
なんてことない出来事でも「つまらない」と思うのか、「こう考えてみれば面白い」と思うのか、それは自分次第ではないでしょうか。
最近大笑いしましたか?
一生で1日分も笑っている時間がないなんてもったいない。
こんな世の中だからこそ、できる範囲で楽しいこと面白いことを見つけてたくさん笑って健康で幸せな人生にしていきたいですね。

経理課 千葉