みなさんは毎年、年末の大掃除をしていますか?
年末年始に向けて準備をすることはたくさんありますが、そのうちの1つと考えている方もいるでしょう。

私もそろそろ少しずつしていこうかなと思っているところですが、そもそもなぜ年末に大掃除をするという習慣があるのでしょうか。

大掃除の由来は「煤払い(すすはらい)」からきているそうです。
煤払いとは、12月13日に宗教行事として行われ、屋内の天井や仏壇等の煤を払って清め、新年にやってくる神様が気持ちよく過ごせるように整えること。
12月13日は”鬼祝日”(婚礼以外の何事も上手くいく日)とされています。
縁起の良いこの日に掃除を行いお正月の準備を始める習慣が続いたとされていますが、12月13日に掃除を済ませてしまうと、年末までに汚れてしまいますよね。
そこで家族が冬休みに入りみんなで年末に掃除をするという習慣が定着して大掃除を呼ばれるようになりました。

汚いところを掃除することによってストレス発散になる、または運気があがると聞いたことがあると思います。
有名な場所はトイレや玄関ですが、掃除をする大きな意味は「邪気を寄せ付けない」こと。
良い気はきれいな場所を好み、悪い気である邪気は汚い場所を好みます。
よくできている話だなあと思うのですが、確かに掃除をすると気分も晴れやかになり気持ちよく過ごせますよね。

日頃からこまめに掃除をすることが1番ですが、”最近気分が良くないな”、”ストレスが溜まっているな“と感じている方は特に、とことん綺麗に掃除をしてみると何かが変わるかもしれません。

そんな私の目標は、寝室の掃除に力を入れることです。
寝室は1日の始まりであり、疲れた体を充電させるエネルギー源です。そんな寝室に電化製品を置くと邪気が集まり運気が下がるとも言われています。
そんなことを私は信じて大掃除をはじめとし、綺麗に保つことを当たり前にできるように努力していきたいと思います。

年末年始の大掃除、毎日お世話になっている家を綺麗にして、邪気をとばし、ますます快適な生活を送ることができますように。

経理課 粟井