誰もが知っている「メリークリスマス(Merry Christmas)」という英語。
クリスマスを祝う言葉として一番有名ですよね。
この「Christmas」とは「Christ」はキリスト、「Mas」は礼拝やミサのことの合体語で、「キリストの誕生日を礼拝(祝う)する日」を言います。
日本人は神社に行ったり(お宮参り)、教会に行ったり(結婚)、お寺へ行ったり(お葬式)と世界的に見ても宗教的な思想や風習にはあまり固執する事なくハイブリッドに生活していますので、「メリークリスマス」の単語にも抵抗や違和感を感じないかもしれません。しかし、キリスト教以外の宗教を信仰する人が多い多民族国家では、この「メリークリスマス」と言う言葉に抵抗を感じる人が少なくないようです。
そこで、政治的にも社会的にも公正で公平・中立的で、差別・偏見が含まれていない観点から代用されるようになった言葉が、「ハッピーホリデーズ」なのです。
最近は日本でも、店頭ポスターやポップなど英語で「Happy Holidays」と書かれたものを見かけるようになりました。
日本にはクリスマス休暇がないので、実際にこの言葉を使う事はほぼ無いのですが、クリスマス付近以外で「ハッピーホリデーズ」とは言わないので、この言葉が出てきたら「Merry Christmas & a Happy New Year」と言っていると考えて良いと思います。
余談ですが、クリスマスは多くの国で祝日となっているので日本でも祝日にしようという話があるのはご存じですか?
その後すぐに年末年始休暇となるため、(有給休暇などを上手く利用すれば)更に長期休暇が取りやすくなるという利点があるが、多くの企業にとって、年末は「繁忙期・かき入れ時」であることもあり、実現の見通しは全く立っておらず、日本国憲法が規定する政教分離の原則から、特定の宗教の記念日を祝日とすることは残念ながら現実的に難しいようです。
最後に日本のクリスマスが「フライドチキンを食べ、苺の載ったケーキを食べる日」になったのは、いつぐらいからなんでしょう?
大阪万博のあった1970年に白髪と白髭メガネのおじさんのお店が日本に出店されてから定着したものだと思うのですが、チキンもケーキも今や当たり前の様に販促されて、もはや伝統的となり、皆当たり前の様に食べてます。
1980年代以降バブル期のクリスマスは「お洒落なレストランで食事して高級ホテルに宿泊」実現出来ない人はLOSER(ルーザー)だという認識は、今やどのくらい残ってるのでしょうかね?
平成最後のクリスマスとしては皆様はどう過ごされますか?
私のクリスマスは
こんな日は懲り懲りですが、いつもどおりの独りです(苦笑)
どこにも行けやしないので夢見て寝ましょうかね。
あっ!クリスマス前に土曜日・日曜日・祝日と3連休の人も多いのではないでしょうか?
お休みの人、お仕事の人、受験勉強をしている人、全ての人に
「ハッピーホリデーズ♪」
債権管理課 安田