だんだん気温が下がり、寒さが本格的になってきました。

この時季は身体が冷えて代謝や寝つきの悪さ、身体の凝りが気になります。
「冷え」は人の身体にさまざまな不調をもたらすといわれているんです。
この「冷え」を少しでも解消するために『温活』を始めてみてはどうでしょうか。

『温活』とは、日常生活のなかで身体を芯から温める活動のことです。

「冷え」の根源は「血液循環の悪さ」。
人間の身体は、体温が1度上がると基礎代謝量が13~15%上昇するそうです。
代謝が上がれば消費エネルギーがアップし痩せやすくなるともいわれています。
逆に体温が1度下がると、免疫力が20~30%低下するとのこと。

 

『温活』で目指す温度は、健康で代謝の良い状態である36.4~36.9℃。36.0~36.3℃は低体温気味。36.0℃未満は低体温で身体に不調があらわれる恐れがあるため改善が必要とのことです。

 

『温活』の基本的な方法として、

①身体を温める食べ物をとる
玉ネギ、ニンジン、シソ、ネギ、ニンニク、鶏肉、アジ、サバ、イワシ、紅茶、生姜、シナモン、唐辛子など。特に、積極的にとりたいのが生姜。生姜は、血管を健康に保ったり、胃液の分泌を促し、腸を整えたり肝臓の動きを保護したりと、さまざまな効果があるといわれています。ちなみに、飲み物は白湯、ココア、生姜紅茶、牛乳などが良い。

②お風呂で身体を温める
40℃前後の心地良い温度で身体を温めると血めぐりアップに。シャワーで済ませるのではなく、湯船につかることが大切。

③軽い運動をする
1日の熱エネルギーの約6割は、運動によって筋肉で生み出されています。ウォーキングや簡単なストレッチは、血めぐりアップに効果的です。

 

『温活』により、基礎体温が上がり免疫力アップ・自律神経が安定する・ホルモンバランスが整うなど、身体に嬉しいことがたくさんあります。

私も就寝前の10~20分間軽くストレッチをすることを習慣にしています。血行が良くなり、身体がだんだん温まってくるのが実感できておすすめです。

まずは自分の体温を知ることから始めてみてはどうでしょうか。

 

業務課 飯田