毎年2月から5月にかけて、スギ花粉やヒノキ花粉での花粉症の症状に悩まれている方も多いでしょう。花粉症とは、花粉が粘膜に付着することによって引き起こされるアレルギー反応といわれています。今回は、花粉症対策に有効な飲食についてご紹介させていただきます。

【玄米と野菜】
マグネシウムやナイアシンを多く含まれる玄米は、体質改善や花粉症以外のアトピー性症状に効果があるといわれています。また、根菜や緑黄色野菜は、抗酸化作用があるポリフェノールや、免疫力がアップするビタミンやミネラル類が多く含まれています。具体的には、タマネギ(鼻や喉の粘膜を強くする)、トマト(ポリフェノールやビタミンが多い)、ジャガイモ(加熱によるビタミンの破壊が少ない)です。トマトは生で食べるよりも、加熱した状態(スープやソース等)の方が、リコピンが吸収されやすくなるといわれています。

【発酵食品】
腸内環境の悪化は花粉症の原因の1つといわれています。腸内バランスを整え、免疫力をアップする発酵食品は、花粉症対策に効果があるといわれています。具体的には、ヨーグルトです。ヨーグルトに含まれる乳酸菌には、善玉菌を増加させることにより腸の粘膜を回復する効果があるといわれています。但、砂糖を入れすぎるとビタミンが減少するといわれていますので要注意です。

【緑茶】
緑茶には、ポリフェノールが多く含まれており、ポリフェノールの1つであるカテキンは、吸収力がよく、粘膜を保護する作用があるといわれています。特に鼻水や鼻づまりに効果あるといわれる品種は「べにふうき」と呼ばれるものです。通販で簡単に購入できるので、ぜひおすすめします。

花粉症対策には適切な飲食はもちろん、睡眠をしっかりとってストレスをためないことが重要といわれています。ぜひ参考にされてみてください。

株式会社管理本部 担当