2月も残りわずか。

時間が過ぎるのは本当に早いものです。
大人になると子供のころよりも、1年が早く感じますよね。

年齢を重ねていくと1年が早く感じる。
これには理由があるそうです。

 

その理由として有名なのが、「ジャネーの法則」。

 

この法則は、『主観的に記憶される年月の長さは、年少者にはより長く、年長者には短く感じる』という現象のこと。これは、19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネが考案し、甥の心理学者ピエール・ジャネが著書で紹介した法則です。

 

生涯のある時期における時間の心理的長さは、年齢の逆数に比例するらしいとのこと。たとえば、50歳の1年は50年分の1年ですが、5歳の1年は5年分の1年ということになります。つまり、生きてきた年数によって1年の相対的な長さがどんどん小さくなり、それによって時間が早く感じるということ。

 

 

子供のころは、日々新しい発見があったり、些細なことにも楽しさや喜びを感じられます。でも大人になると、そのような新しいものに出会うチャンスが減り、ほとんどのことに慣れてしまいますよね。淡々と日常をこなすだけになってしまいます。人は、未経験のことをやっているときは、それが強く意識として残り、時間が長く感じるそうです。知らないところに車で行くとき、同じ道でも帰りは早く感じます。これは、道を無意識に覚えているためだそうです。。 

 

些細なことでも、自分にとってのイベントにして、楽しみをつくること。なにか新しいことを始めてみれば、ときめきや発見が増えて、日常に変化があらわれるのではと思います。

 

業務課 飯田