大晦日といったら紅白歌合戦です
日常生活で気分に合わせて好きな音楽を聴いてしまうことはありませんか?
音楽を聴いて気分を上げること、落ち着かせることは身体にとても良い影響を与えているんです。
普段何気なく聴いている音楽が身体にどう影響しているのか紹介していきます。

~免疫向上~
音楽を聴くことによって手の甲の体表面温度が上昇します。
これは副交感神経が刺激され、血管が拡張して血流がよくなり体温が上昇、さらに免疫細胞の機能も高まります。
口内の唾液に含まれるタンパク質量あたりのlgAと言われる免疫物質の数値も上がり口腔内だけでなく体表面の免疫も上がります。

~自律神経を整える~
耳から入力される音の特性によって、落ち着いている時に出現するアルファ波という脳波が出現し、病気になる可能性を低くする副交感神経の機能を誘導してくれます。
音楽療法としても、有効な音楽特性を持つ曲を聴き入れる「受動的音楽療法」といった方法があり、生活習慣病の予防や治療に活躍できると同時に、高齢化の中で増大する在宅医療の中でも期待されています。

~血行を促進する~
アルファ波が出現することで血管が拡張され、冷え性、むくみ、肩こり、首こり、腰痛も和らげる効果も発揮するので、好きな音楽を帰宅中やご自宅でゆっくりしている時に聴くのもおすすめです。

~リラックス効果~
否定的な感情で物事に取り組むと、やる気も起きずパフォーマンス力も低下します。そこで音楽により一度リラックスすることで、集中力、思考力、記憶力、想像力などあらゆる機能が働きやすくなります。肯定的な感情で取り組むことができパフォーマンス力も上がります。

他にも多くの影響を与えてくれる音楽ですが、好きなアーティストの音楽をただ聴くだけでも身体にいい影響を与えてくれています。少し気分が落ちているとき、気分を上げたいとき、気分転換したいときなど様々な場面で沢山音楽を聴いてみてください。