みんな大好きなラーメン。ふと食べたくなりますよね。
福岡ではラーメンを注文する際、麺の固さを聞かれる事が多いと思います。
私は決まって「バリカタ」です。基本的には「固め」「普通」「柔らかめ」ですが、実は麵の固さにはさまざまな種類があります。今回は麺の硬さの種類について紹介します。

「生」・・・・・・茹で時間0~1秒、さっと湯気に通す程度。粉っぽくほとんど生の小麦粉を食べている感覚。
「湯気通し」・・・茹で時間0~3秒、湯気にあてるだけ、もしくは湯気にくぐらせるだけ。ほとんど生に近い状態。
「粉落とし」・・・茹で時間3~7秒、表面の粉を打ち落とす程度で茹でる。粉っぽさはないが、ほとんど芯のままで柔らかくはない。固めが好きな方も固いと感じるレベル。
「ハリガネ」・・・茹で時間7~15秒、芯が多く残る状態。ハリガネのように固く、しっかりとした芯を感じられる。小麦の香りも非常に強い。
「バリカタ」・・・茹で時間15~20秒、普通の固めよりも茹で時間を短くしたもの。福岡以外のラーメン屋では一番固い麺に設定されている。
「固め」・・・・・茹で時間20~45秒、少し芯の残る、歯ごたえのいい状態。麺のコシと小麦の香りを適度に楽しみたい方におすすめ。
「普通」・・・・・茹で時間45~70秒、硬くも柔らかくもない、完全に茹で上がった食べやすい状態。オーソドックスな味を楽しめる。
「柔らかめ」・・・茹で時間70~100秒、完全に茹で上がった状態からさら茹でる。柔らかめの麺はスープの味がしっかりと含まれる為、麺とスープの一体感を味わえる。
「バリ柔」・・・・茹で時間100~150秒、柔らかめの麺をさらに茹でる為、コシがなくふにゃふにゃしている状態。お子様におすすめ。

福岡では他県よりも、ラーメンの麺の種類が豊富です。
人生に一度ぐらいは、今までと違う麺の固さに挑戦しても良いのではないでしょうか。
行きつけのラーメン屋で麺の固さを変えるだけで、いつもと違った味わいに出会えるかもしれませんね。