10月27日は「読書の日」です。10月27日から11月9日までと定められている「読書週間」の初日であることから、このように言われるようです。読書週間には、「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という目的があります。
最近では、スマホでの記事や動画等が多く普及し、読書をする方が減ってきているといわれています。
読書を続けていると、脳のつながりが強化され、記憶力や集中力が向上し、長生きにもつながる効果があるといわれています。読書は、文字だけが並んだ字面を頼りに、いろいろと思考をめぐらせて文章を「意味化する過程」という点でも、想像力の構築に役立つと言えます。字面から、リアルな状況や風景を思い浮かべるだけでなく、「行間を読む、行を越えて読む」ことをしながら、登場人物や著者の心情にも思いを馳せることができると思われます。

社会生活の中では、想像力を働かせなければならない場面に多数遭遇しますが、苦手な方も多くいらっしゃると思います。読書を継続することで、そのような苦手を克服してみてはいかがでしょうか。
まだまだ暑い日が続きますが、読書の秋がやってきます。1日30分の読書でも随分と効果があるといわれますので、スマホやパソコンに触れずにぜひ試してみてください。