皆さんは男女の友情についてどういう考えをもっていますか?

私は男女の友情は成立すると思っています。
実際、学生時代から私を女性として接する男性友人は少なく、今現在も恋愛関係に発展しないと言いきれる男性友人は多数存在します。

しかし、自分からは恋愛感情を抱かないと思っていたとしても相手が恋愛感情を抱くかもしれない。自分からは絶対にないと思っていたとしても、何かの拍子で自分が恋愛感情を抱く可能性ももちろんあるわけです。

長期的な目線で見たときに男女の友情は「絶対に」変わらないのか?と考えたとき、難しい議題だと思います。
私は、お互いに恋愛感情のない男性友人に「30歳になってお互いに相手がいなかったら結婚しよう。」と言われたことがあります。今思えば、これは友人ではなく異性としてみている発言ですよね。

そして、男女の友情は凄くもろいです。自分、もしくは異性友人にパートナーができたとき、パートナーの考え方次第では異性友人との接し方を考えたり、変えたりする必要があり、最悪の場合絶縁もすることもあります。それは本当の友情といえるのでしょうか。

そもそも、脳科学的には男女の友情は成立しないと考えられています。
脳には本能に支配されている領域と、理性でコントロールできる領域があります。
勉強やスポーツ、その他の多くの行動は理性によってコントロールできますが、人間の三大欲求(食欲、睡眠欲、性欲)は理性でコントロールすることはできず、本能に従ってしまうのです。

また、男性は「より多くの子孫を残すこと」女性は「より優秀な遺伝子を残すこと」という潜在意識があります。人間を動物で例えるのであれば、オスはメスに求愛し、メスはオスを選ぶのです。
よって、本能的に相手を異性としてみてしまうのは自分の意思で変えることはできません。自分では友人だと思っていたとしても、脳では相手を異性として考えています。これは本能であり、しかたがないことなのです。

このコラムを読んで、男女の友情について考え方は変わりましたか?
少しでも考え方が変わったのであれば、やはり男女の友情は成立しないのかもしれませんね。