この前、普段は仲の良い10歳の娘と主人が喧嘩をしていました。
最近、主人に何か注意されると不満な顔で言い返すようになってきたなぁと感じます。
私自身が母子家庭で、父親が鬱陶しい・嫌いなどという、世間でよく聞く感情を抱く機会や父親と喧嘩をした経験がないので、2人が喧嘩している時に私はどのような対応をしたらいいのか一瞬戸惑ってしまいました。
思春期というのは、小学校高学年から始まる子が多いと言われています。
前頭葉が未発達のため気分の浮き沈みが激しくなり「自己中心性」が強くなります。身体の変化とともにホルモンバランスも崩れ、わけもなくイライラしたりしがちになります。
その心の不安定さから来るイライラを女子はどちらかというと父親にぶつける傾向にあるそうです。
そんな娘に世の父親はどういった対応をすればいいのか調べてみました。
1. コミュニケーションは決して諦めず、娘の自立と母親のサポート役に徹する。「困ったときはいつでも相談にのる」という姿勢を見せるのが大事。
2. 過度な機嫌取りは必要ない。伝えたいことは我慢せず伝える。ただ、上から目線にならず必要なことを端的に伝えるようにする。
3. 娘からの暴言や心配な行動に対しては怒りに任せ否定から入るのではなく、話を聞いてあげるようにする。
4. 必要とされれば相談に乗り、娘と同じ目線で経験談や失敗談を話してみる。
悩みに対する答えは1つではなく様々な考えがあることも伝えてあげるのが良い。
5. 幼少期とは違い、父親からのスキンシップやボディタッチは嫌がられるようになることも多い。父親としては寂しくもあるだろうが、自立を目前に迎えた新たなステージとして前向きにとらえ、嫌がることはしないのが一番。
調べてみると母親が娘に対して接する場合にも言えることが多いですね。
あと、娘と父親が喧嘩した場合、母親はどちらかの味方になるのではなく中立の立場を保ち両者の気持ちを理解しようと努めることが大事だそうです。
人間同士ですから、上記の通り対応していても必ずうまくいくわけではないでしょう。
ですが、このコラムが私自身だけでなく誰かの参考や何かのきっかけになれば嬉しいです。