先日、家族で貸切温泉入浴中に5歳の男の子失踪事件が報道されていました。とても他人事とは思えず、一刻も早く見つかってほしいと願うばかりです。

子どもが事件や事故に巻き込まれるニュースを知るたびに胸が締め付けられます。
便利なものが増える一方で巧妙な手口が増え、進化し続けるSNSは悪い方向に働くことが多いですよね。最近はますます物騒な世の中になったと感じています。

子供が小さい頃は親と一緒に行動しますが、小学生になると通学を含めて1人行動が増えていくと思います。守ってあげたいけれど一緒にいる時間は限られている中で、子供が事件や事故に巻き込まれないために保護者ができることは何なのでしょうか。

事故に関しては交通安全をしっかり守ることである程度防げると思います。
事件は大前提として、特別な場所ではなく日常の中で起きることが多いそうです。
通学路や公園の中で、話しかけやすそうな子、断らなさそうな子、犯人は大体下見をして標的を見定めます。子どもが変な人を見た、知らない人に話しかけられた等のささいな話を絶対に聞き逃さないようにすることが大切です。

【今すぐ保護者が取り組める子どもを守る方法】
① 警視庁と東京都教育庁が考案した防犯標語「いかのおすし」を教える
•「いか」ない
知らない人には何を言われてもついていかない
•「」らない
ドライバーに話しかけられたら、すぐに車の進行方向の反対に逃げる
•「」おきなこえをだす
危ないと思ったら、大きな声や防犯ブザーで助けを呼ぶ
•「」ぐにげる
知らない人が近づいてきたら、お店や110番の家などにすぐに逃げる
•「」らせる
いつもと違うことがあったら、すぐに近くの大人に知らせる
②「110番の家」のチェックや利用方法を確認する
③ 通学路の危険マップを作って危険な場所を知ってもらう
④ 自分の個人情報を漏らさないように徹底する
⑤ 防犯グッズを持たせる

「110番の家」の存在は昔から知っているけれど、今の家の近くではどこにあるのか把握していないことに私は最近気が付きました。何かあれば安心して駆け込んで良い家だということを教えていきたいと思います。

どんなに「知らない人についていかないでね」と言い聞かせても、いざ自分の名前を呼ばれたり、「お母さんの知り合いで、、、」などと言われると警戒心を緩めてしまうことは容易に想像できますよね。絶対について行かないのはもちろん、自分の名前や学校名などの個人情報を教えないように繰り返し伝えていきたいです。
言葉で教えるだけではなく、逃げ方や防犯ブザーの使い方などをシミュレーションすると、より実践しやすくなります。

最後に下記チェックリストを確認してみてください。

【家庭の防犯チェックリスト15】
✅「イヤ」と言う練習をしている
✅どんな相手にも不快なことは断っていいと教えている
✅帰宅時間と行動範囲を共有している
✅スマホ・タブレットにフィルターを設定
✅SNSの設定を保護者が管理
✅「声をかけられた時の行動」をロールプレイ
✅送迎はできるだけ同じ大人が担当
✅密室になる場所を避けている
✅「今日イヤだったこと」を聞く習慣
✅「変なことがあったら教えてね」と伝えている
✅「秘密にして」は親に言ってOKと教えている
✅先生でもイヤなことはNOと言っていいと言っている
✅防犯ブザーの使い方を練習
✅学校・施設の安全対策を定期確認
✅親も子どもの個人情報を不用意に出さない
これを玄関や冷蔵庫に貼るだけで、家族全体の意識が変わるそうです。

当たり前に言われていることばかりかもしれませんが、今一度親が子供と一緒に防犯意識を高く持ち、忘れずに実践していきたいと思います。
みなさんの大切な家族が事件や事故に巻き込まれることなく成長できますように。