天井をぼんやりと見たり、何か考え事をしてなんとなく上を見ていることはありませんか。

天井を見る時は右上か左上かによって意味が変わってきます。
人間の心理として、過去を思い出す時は左上を見て、想像力を働かせる時は右上を見ると言われています。

なぜ上を向いてしまうのでしょうか。
天井や空はシンプルな背景なので考え事をする時に余計な情報が入らないように、無意識に自分をコントロールしています。
確かに思い返してみると、携帯やテレビ、パソコン等を見ていたとしても、ふと考え事をする時は、そこから焦点をはずしてぼーっと壁側や上を向くことが多いかもしれません。海や空が見たくなる時も、無になれる場所を好んでいるのですね。

視線は精神的なものを表しているので、視線が下を向いている人は気持ちも暗くなりがちです。天井を見ることはポジティブな人のサイン。ネガティブだと感じる人は、視線を上向きにすることを意識するだけで変化があるかもしれませんね。

心理的、精神的なサインというものはたくさんあると思いますが、無意識な目の動きや視線だけで様々なことがわかってしまうので非常に興味深いです。

経理課 粟井